SSブログ

留学ほぼ半年経過 [雑記(徒然なるままに)]

8月の後半にアイルランドに来て、ほぼ半年経つわけだが、相も変わらずリスニングに難あり。スピーキングは言わずもがな。先生の英語はだいたい分かるが(これは最初から)、クラスの若者達の発言がよく分からない。アクセントが強いというか。早口というか。

それでもアイリッシュアクセント(訛りと表現してはいけない)は、響きには慣れてきた。聞き取りは困難だが。特に街中に出ると、ダブリンアクセントになるし。アイリッシュイングリッシュは(といっても地方差がかなり大きい)、女の子によく似合うアクセントだ、というのがこの半年での感想。ちょっとくぐもった母音の音、かなりきつめの子音の音、しかも最後の t が tsch のように聞こえる発声、わりとしっかり言う r の音、これらが相まって得も言われぬかわいい響きになる、と自分では感じている。

他の日本人にどう聞こえているかは知らないが。

というわけで、大学という若いお嬢さん達がいっぱいいる環境で、彼女たちが非常に早口に、いろいろお話ししているのをリスニングもかねてこっそり聞いている。しかし実はあんまりリスニングの練習にならず、「かわいい響きだ」と、響きに集中していることが多い。

母語は、残念ながら響きで捕らえることは普通たいてい困難である。日本語が響きとしてどう聞こえるのか、できたら体験したいことだとかねてより望んでいたが、絶対に無理なので、他の言語を母語とする人たちにどう聞こえるか、聞いてみたいもんである。

これが留学半年の感想か。アホだな、自分。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 2

ヒロミ

最後の t が tsch...先だってエンヤがインタビューに応えているのを聞いて「おお、アイリッシュ」と思いました。H(eichi)をheichiと発音されると、もううれしくなっちゃいます。
アメリカン・イングリッシュが苦手な私にとっては、曖昧な母音にさえ慣れてしまえば、子音もrもはっきり発音されるアイリッシュ.イングリッシュは比較的楽ですが、日本人のお嬢さんたちの会話すら理解できない昨今、UCDのレストランで途切れることなくおしゃべりしているダブリンのお嬢さんたちの英語は、とても聴き取れません。

日本語の響きは、コリアンの友人にいわせると、やっぱり「かわいい」のだそうです。イントネーションやアクセントがそう感じさせるのかもしれませんね。
by ヒロミ (2006-02-14 12:05) 

kimuko

そういえばheichって発音しますよね。これはいまだに慣れてないんですよねー。時々どっきりします。
私もアメリカンイングリッシュは苦手な方なんですが、中・高・大学とずっとネイティブはアメリカ人だったので、不思議なことです。本当はBBC英語が一番聞きやすいんですが、それはアイリッシュには内緒(笑)。
若い人たちの話は、会話のスピードだけでなく、内容について行けない場合もありますよね。これはこれで寂しい・・・。

日本語も「かわいい」のかぁ。なんか不思議。
by kimuko (2006-02-14 18:29) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

恨 早川書房現実逃避・第2弾 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。