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これからの方向性 [学問]

「世俗社会制度への教会組織受容に対する教会側自身の働きかけから、教会と俗人の関係」(相変わらずのタイトル付け下手)を研究したいんです、みたいな感じで受け入れてもらってなんちゃって留学して早1ヶ月。日本の大学の指導教官(!)の軽い質問から激しく刺激を受けて、「俗人」→「市井の俗人」へと変化し、しかもなにやら本格的に「死者」とか「墓地」とか「死の儀礼」とか、そっちに移行しつつある私。うへー。基本的事項が抜け落ちている私が、そんな方向に走っていいのか? 2年で論文書き終わるのか? 気が付いたら考古学やってました、ってことにならないのか? と悩みを抱えつつ、とりあえず今週と来週は、先週まで考えていた教会による「司牧活動」に関する論文を読んで過ごす。たぶんこれだってあとで使えるだろう、という甘い考えで。

まあ、どっちにしろ8世紀だろうが9世紀だろうが10世紀だろうが、俗人全員がある程度教義を理解したキリスト教徒のわけないんだから、教会側による俗人の働きかけはとっても重要だろう、ということにして。それに結婚と死っていうのは人間生活の上で避けて通れないでしょう(私にとって前者はとっても遠い存在だが)。

それにしても一次史料が読み進めない。こっちの方もやばい。ああ、すでに焦燥感一杯なのにブログとか書いてる場合か? しかもデジカメを手に入れたのでそれにも時間を費やしちゃったりしてるし。現実逃避ばっかり。

ということで、授業受けてる建物のやや遠景。雨降ってたからさ、屋根ないとね。このあとコートのボタンが取れてることに気が付き、探し回った。発見。良かった。


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