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漫画新刊達 [映画。漫画。]

買ってる漫画の種類が多いので、ほぼ毎月何かしら新刊が。悶絶。この悪癖はいつまで続くのかなぁ。

妖精国の騎士 51 (51)

妖精国の騎士 51 (51)

  • 作者: 中山 星香
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2005/10/15
  • メディア: コミック


↑早く終わらないかなぁ、これ。巻数が増えれば増えるほど、1冊あたりの内容が薄まっていく、ループ漫画。ここまで来たらとりあえず最期は見届けないと。

魔法使いの娘 3 (3)

魔法使いの娘 3 (3)

  • 作者: 那州 雪絵
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: コミック


↑あっ! 映像がない! がっかり。次の巻が出るまでとっても時間がかかる漫画。ちょっとホラー入っているけど、現代日本のやや普通の高校生が主人公のファンタジー、だと思っている。背景をあんまり書き込まなくて、白っぽいところが、淡泊でよろしい漫画。

隠の王 3 (3)

隠の王 3 (3)

  • 作者: 鎌谷 悠希
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2005/10/18
  • メディア: コミック


↑あっ! 映像がない(泣)。これは、ある日、どうでもいいから現実逃避したくて買った漫画の続編なので、別に読めなくても痛くもかゆくもない。たぶんこのままフェードアウトしてしまうだろう。とんでもなくすごい展開になったら分からないけど。2巻までの感想としては、そういうことはなさそう。

最後に。とっても気になる。

大奥 1 (1)

大奥 1 (1)

  • 作者: よしなが ふみ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2005/09/29
  • メディア: コミック


↑男女逆転設定とは、非常におもしろそう。作者がBLじゃなければ、もっと積極的に欲しいのだが。なんだかいろんなところで話題に取り上げられているようで、とても気にはなる。しばらくは様子見。2年は寝かしておこう。女吉宗。女暴れん坊将軍?


夢枕獏 『陰陽師』 [読書感想文]

これが原作と名を冠した漫画の方が、途中であらぬ方向に行ってしまい、とっても悲しかったので原作の方を読んでみた。

始めのころは漫画の方もほぼ原作に沿っていたのね、という感じ。逆に言えば原作の方は内容を知っていて、しかもちらちら頭の中に漫画の画面が浮かんでくるので、小説の方に没頭はできなかった。漫画の方ではあまりにどぎつすぎる描写は避けていたようで、原作の方を読んでどっきりするシーンもあったが、原作小説とそれの漫画化、の美しい関係がこのころはあったのだな、と思い、逆に漫画の初期のころの雅で妖気の漂う雰囲気を思い出した。あれが12巻まで続くはずだったのに、私の頭の中では・・・。

小説と漫画の決定的な違いは、音、かな。漫画では音よりも視覚でまず捉えるから、音が手書き文字で書いてあったとしても、音としては再現できない。でもこれが小説だと、音がリアルに頭の中に響いてくる。そこが小説のいいところ。

漫画の良いところは、小説ではどうしても説明調になってしまう風景やちょっとした景色、シーンをたった一コマで表現できてしまうこと。これは、まさに漫画家の技術によるものではあるけど。あんまり上手じゃなければ、本人の意図したように読者に読んでもらえないからね。

主人公二人(安倍晴明と源博雅)の掛合は、小説の方がより軽快。

前にも載せたけど。



陰陽師(おんみょうじ)

陰陽師(おんみょうじ)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1991/02
  • メディア: 文庫


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良いという話だったので [買ってしまった本]

買ってしまった。英語で・・・。読めるのか? 私。

A Game of Thrones (Song of Ice & Fire)

A Game of Thrones (Song of Ice & Fire)

  • 作者: George R.R. Martin
  • 出版社/メーカー: Voyager
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: ペーパーバック




これが翻訳版。だって文庫がなさそうなんだもの。原書を現地で買った方が安いと思ったんだもん。

七王国の玉座〈上〉―氷と炎の歌〈1〉

七王国の玉座〈上〉―氷と炎の歌〈1〉

  • 作者: ジョージ・R.R. マーティン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本


七王国の玉座〈下〉―氷と炎の歌〈1〉

七王国の玉座〈下〉―氷と炎の歌〈1〉

  • 作者: ジョージ・R.R. マーティン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本


新たなファンタジーに挑戦だわ。ああ、ちょっときもい。


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パワーズコート・ガーデン [雑記(徒然なるままに)]

というところに行った。元々お貴族さまの邸宅だったところ。残念なのは、大雨降ってたので、びっしょびしょになって、ふるえて帰ってきたことかな。

あとは、邸宅自身は完全おみやげ屋さんになっていて、元々の調度品とかが展示されていなかったこと。庭だけかよ。お庭は、まあ、映画に出てきそうな、ひらひらつけた淑女を紳士が「待ちたまえよ、君」とか言って追いかけそうなところであった。

それよりも。貴族の邸宅のお庭にこんな刈り込みでいいのか? というもの発見。

  

日本人には明らかにあれにしか見えない。

さらに、日本庭園なるものもある。

  

それっぽくがんばってるのは分かるのだが、なぜシュロ? 南国の雰囲気たっぷり。

まあそれなりに楽しめたが、撮った写真はこれだけ。風景写真はつまらないね。風景画も嫌いだからさ。


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研究国への留学 [学問]

やっぱり地元に留学するのはよいことだ。例え友達がいなかろうと、語学に問題があろうと、外国語で論文書いたりしないといけなかろうと、今週末の3連休にすることが勉強以外なかろうと。

ということで、今日はこの先非常に参考にさせてもらうであろう論文の作者であるO博士にお会いすることができた。指導教官がわざわざ紹介してくださったのだ。で、特に何を研究するつもりなのか聞かれて、するっと「聖なる場所としての墓地」とか言ってしまった。言い過ぎだ。でもそのおかげで非常にためになるであろう論文を教えてもらい、まだ出版されていない論文をあとで送ってくださると言うことだ。これで、私の行き先が決まった、ようなものだな。

基本的に直感で研究している正しくない学生なので、何かが降りてくるのを待ってるタイプなんだけど(別に電波は飛ばさないよ)、とんとん拍子に話が進んでいるので、もうこれはこのままで行くしかないと。これで論文かけるかどうかは別としてね。

ご一緒にお酒をいただいたのでかなりテンション高い状態でこれを書いているので、なんだか分からなくなってきたぞ。

そういえば、今回初めて虹を見た。アイルランドはこのような天気のためによく虹が出るのだが、今回は2ヶ月経ってやっと見れたな。まあ、出不精なのが原因かもしれないけど。前にカレンが虹とモーゼの話をしていたような気がするが、忘れてしまった。

虹が二本。始めて見た二本の虹は、10年ぐらい前のアイルランドであった。歳とったなぁ。


頭痛 [雑記(徒然なるままに)]

ここ二日ほど、なんだか暖かい。もあーっとした空気が漂っている。夜になるとさすがに寒くなるんだけどね。湿度も高いし。

そしてここ三日ほど頭痛が続いている。原因はコンピュータの使用と、勉強だと思われる。頭痛というより肩こり・首こりからこりが頭までいったようだ。これはよくあることなんだけど。あとは寝不足かな。7時間は寝ているので、寝不足とは思いたくないんだけど、元々7時間でやってこれたわけではないから。寝起きがすっきりしてないってことは、寝不足ってことよね。

頭が痛くて集中できなくなると、他のことで気分転換するんだが、そのほとんどが、気分は転換するが体の状態は転換しないものなのだ。つまり、勉強と関係ない本を読むか、ブログを書くか、メールを書くか。しょうがないので時々散歩にも行ったりするが、大学の周りに楽しいもの無し。学部時代のようだ。陸の孤島。

今日はそうも言ってられず、頭痛のまま作業をし、図書館へ行って4時間ほどこもってコピーしまくり。図書館内は空気が乾燥してるし、重い本を何冊も持ってうろうろし、コピーをし、また何冊も持ってうろうろし、の繰り返し。でも多少頭痛が緩和されたような気がする。

まあ、とりあえず何がしたいかという計画書めいたものと、ビブリオのようなものを作り終えて、指導教官にメールしたので、一息ついた。明日会って、お話をするのだが。

結局今日は本も読めず、史料も訳せず、一歩進んだんだか停滞したんだか。今週末は3連休だが、ずーっとこもって勉強かな。このままでいけるかどうかという見極めも早めにつけないと、はまってしまうので。

昨日散歩して撮ってみた。学校の周り、こんなんだからなぁ。


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大変なことに [moan]

気づいた。いや、気づいてはいたのだが、見なかったことにしていたのだ。

2年のつもりでちんたら外堀の論文を読んでいたが、実質丸1年で修士論文を書き上げなければならないのであった。やっぱり。「締め切り11月」と書いてあったのは、事実であったか。そうであったか。

1年で6万字か。やっぱりこの「6万」というのが具体的に思い浮かべられないなぁ。ラブリーな書体、パラチノ君だと、1ページ350前後。170〜180枚ってことか? ちなみにフォーマット等(1ページ何行、マージンの幅等)についてはよく分からないが、まあ、それほど変わらないだろう、と甘い考え。英語でこの枚数ということは、日本語で言うと100枚ちょっとってことかな? なんか英語これぐらいにつき日本語の論文ではこれぐらい、っていう目安があったはずなのだが、そんな目安を云々していた学部時代は遠い昔。覚えておらず。もちろん、註を入れないで、なので、註を入れると200枚は行くか。膨大。phDの論文が10万字って、大して変わらないじゃないか。

というわけでブログとか書いてるわけにはいかないんだけど。今週中に不完全でもビブリオ作って、何を中心にどう見るか、というプロットぐらいは書き上げないと。できれば金曜までに。それも英語だからなぁ。時間かかるわ。

こうなると俄然旅行したくなったね。参った。


ジェヴォーダンの獣? [映画。漫画。]

聖アッバンの聖人伝を訳しているのだが、なかなか進まない。まだ聖人は天然で、しょっちゅう寝てしまうお子ちゃまだ。

で、ワガママこいて伯父(叔父)である司教聖イヴァールにくっついて、ローマまで巡礼する予定なのだが、今はまだブリトンにいる。そしたら、ある時「形と力がライオンのような、誰も知らない獣」がある街を荒らし中。王が軍隊とともに戦うが誰も勝てず、逆に300人も殺されてしまう有様。

最終的に聖アッバン様が「滅びよ」というと死んでしまうかわいそうな結末なのだが、「ライオンのような誰も知らない獣」というのがまるでジェヴォーダンの獣のようで、あるいは映画『ジェヴォーダンの獣』の獣のようで、すっごく気になった。

「ライオンのような」というのは、恐ろしい獣に対する決まり文句なのかな? しかし、現ブリテン島にいたそんな獣とは、なんだろう。熊? でっかい狼? まあ、聖人伝作者がどれくらい「ライオン」というものを知っていたかどうか、という問題もあって。ローマに巡礼したことがあるなら知っていたかもしれないけど。『ケルズの書』の4福音書作者の象徴の一つであるライオンも、「これはライオン」と思ってみないと、「誰も知らない獣」だもんなぁ。

そういえば唐獅子もライオンに見えないし。明治以前の日本人にとって「獅子」といったら、やはり恐ろしい、強い獣の代表だったのか?

ちなみに映画のネイティブ・アメリカ人役の役者はステキであった。

Vitae Sanctorum Hiberniae

Vitae Sanctorum Hiberniae

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Four Courts Pr Ltd
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: ハードカバー

ジェヴォーダンの獣 ― スタンダード・エディション

ジェヴォーダンの獣 ― スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: 日活
  • 発売日: 2002/08/23
  • メディア: DVD


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いい天気の週末 [雑記(徒然なるままに)]

珍しく二日続けていい天気。朝から晴れてて雨も一滴も降ってない。そんな陽気の週末、部屋に閉じこもって外に出ない私。どこかに出かけるにしてもそれなりのエネルギーがいるし、お金もかかるし、やることやってないし、ということで、「めどが立つまで出かけない」と勝手に決めているが、ちょっと惜しいことをしたかな。国立植物園にはちょっと行ってみたいとかねてから思っているのだが。

あまりにも不健康なので昼食後少しして構内を散歩。部屋を出てすぐはちょっと寒い感じがしたが、歩くとちょうど良い感じ。lake という名のデカイ池に行ってみると、池のすぐそばまで近づく人がいるとすごい勢いで押し寄せる鴨と白鳥。おもろい。

それより、立ちションをしている人を見た。立ちションなんてものすら久しぶりなのに、アイルランドで、しかも大学構内で。いやぁ、男の人って便利ですな。そこから連想。寮内のコンビニで買っているトイレットペーパーはすぐ使い終わってしまう。安いけど、巻いてる量も少ないに違いない。で、思ったのは、男の人って毎回紙を使う訳じゃないから、その分お金がかからなくていいな、と。

イカン、シモに走ってしまった。

関係ないけどうちの寮。


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宮城谷昌光 『沙中の回廊』 [読書感想文]

いろいろ混乱中。一部の人は「これ読むの二度目」と思うかも。手広く広げてはいけないのだ。

さて、感想。

アイルランドに来て読んだ2冊目の日本語の本。

宮城谷の主人公の二種類(ハデハデ大活躍 か 少しずつ上りつめる)の後者がこの話の主人公。生まれはあんまり良くないけど、信念に生きたらしぶーくすこしずーつ政治の舞台を上っていき、最高位の身分に至ったのが最後から9ページ目。派手の活躍もあまりせず、筋だけ通しました、という人。太公望とか、呂不韋とか、物語の始めから数奇な運命を歩んで、っていう有名人とは違う主人公を書かせた方が、宮城谷節炸裂だな。

今連載中の『三国志』はどうなるのか少し不安。宮城谷節で三国志。淡泊で、少し説教くさいのかぁ。

地図が少々情報不足なのが難点。これは宮城谷の小説ではよくあることだが、今回は「他の本の地図の使い回し?」と思わせるほど、登場する地名のほとんどが載っておらず、登場しない地名が一杯。まあ、はっきりしない時代だからしょうがないんだろうけど、これなら地図を載せて読書を中断させるより、なかった方がましかも。

沙中の回廊〈上〉

沙中の回廊〈上〉

  • 作者: 宮城谷 昌光
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 文庫


沙中の回廊〈下〉

沙中の回廊〈下〉

  • 作者: 宮城谷 昌光
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 文庫


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