『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』 [映画。漫画。]
先週の土曜日のことだが、見てきたよー、ウォレスとグルミットの最新長編。しかも映画館デビュー作品。邦題は上記のようで、来年春公開予定だそうだ。こちらでのタイトルは、『Wallace and Gromit: The Curse of the Were-Rabbit』。ええと、ウサギ男の呪い、とでも言うのでしょうか。もうすでに、ウサギが出てくるのね、と確認できてしまう。
これの前に「前座」として『マダガスカル』のペンギンたちが出てきた。これは見てないのでどうかな、と思ったが、結構おもしろかった。しかし、最新のCGアニメーションのあとにクレイ(粘土)アニメーションを持ってくるとは。ぎくしゃくした動きに始めちょっと違和感を持ってしまったではないか。始めだけ。『ウォレス』も少しだけCG使ってたな。
ヒロインの声はヘレナ・ボナム・カーター。ティム・バートンのアニメーション(『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』っぽい)『Corpse Bride』にも声で出演しているので、今最も「旬」っぽい。後者は、旦那なのかパートナーなのか知らないが、ともかく最愛の人が監督だから、ってこともあるのだろう。ジョニー・デップも声ででてるし。バートン・ファミリーか。
『ウォレスとグルミット』見てきた、と言ったら、ドイツ人もアイルランド人も声をそろえて「あれはいい映画だ」と。なんだ、ウォレス・ファンって結構いるのね。
今回は話が長い分だけ、今までよりもよく練られた脚本でした。敵役あり、大どんでん返しあり、二人の友情あり、いつもよりもよく頑張ったグルミット、ちょっとぽろりとさせるところもあり(グルミットの丹誠込めて作ったキュウリ(?)が・・・、のところのグルミットの顔が・・・)、ラブあり。相変わらず一声も発せず、目だけで演技(?)するグルミットは最高でした。「害虫は殺さず人道的に扱ってね」っていう映画?
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